週間日誌

2007年12月26日(水)年末です。

 さきほど、枚方寝屋川消防組合の議会が終わりました。

なんとなく、慌しい日が続きます。
風邪で寝込む方もまわりに増えてきました。

来週はもう来年(?)です。
公職選挙法により、年末・年始のご挨拶は遠慮しておりますが、よいお年をお迎えください。


2007年12月21日(金)12月議会閉会

 10月29日に竹内新市長の所信表明で始まった12月議会が、54日間の会期で全ての議事日程を終わり閉会しました。

議会に提出された「100条委員会設置を求める請願」は、会派3人で激論の末、個々人の判断との決着をつけ、私は賛成する決断をしていたのですが、議会運営委員会での継続審議となりました。

また、決算・予算については、徹底した質問、意見・要望等を厳しくつけてきましたが、基本的に賛成してまいりました。しかし、談合に関わる56億円を含む平成18年度の決算については、現時点での無条件の承認はしがたく、討論の上「反対」しました。(詳細は12月10日)

代表質問、決算、一般質問を通じての竹内市長は「はっきり、ものをおっしゃる理論の方」との印象を持ちました。
一般質問の中で、就任後の現在の感想をお尋ねしたとき、「市の業務が1400事業もの多岐にわたることへの驚き」をあげておられました。重い職責ですが、市長のモットーとされた「質実にして果敢」を実践する市役所作りに頑張っていただきたいと思います。


2007年12月18日(火)読売新聞朝刊

 昨日の池上の一般質問の中で「談合事件」を取り上げました。

それについて竹内市長から「大林組」等に対する賠償金について、「談合が行われたとの結果が出た場合には、契約額の10%の請求をおこなう」との答弁がありました。

今日の読売新聞の朝刊に、その記事が説明も含めて丁寧に掲載されています。

事件の起きた当時は大騒ぎ、「あれもしない、これもしない」と言い立てて、あとは潮の引いたように他の事件に移っていくというマスコミ報道が多い中で、事件のその後の経過を誠実に伝えていただいていることに地元におられる新聞記者の方の誠意を感じました。

今は、市民の方と現状の状況認識が共有できることが、とても大切だと感じています。

来年早々にはどうにか「市政報告NEWS」が出せそうです。


2007年12月15日(土)一般質問の項目

 
1時から、先輩議員でもあり、お世話になった願野先生の母上のお葬式に参列させていただきました。久しぶりにお会いした願野先生は、お元気なお顔で握手の激励をしていただきました。

そのまま市役所に帰ってきて、17日(月)午後からの一般質問に備えて原稿の作成中です。

今回は、市長が変わられたということで行政側にも少し戸惑いがあるようです。

池上の質問項目

1、市長の政治姿勢について
2、事業系ごみについて
3、北河内4市リサイクル施設について
4、男女協働参画について
 (1)メセナひらかたについて
 (2)DVシェルターについて
5、不妊医療助成について
6、市民病院について
 (1)近隣自治体負担について
 (2)院内保育所について
7、枚方寝屋川消防組合の分離について
8、大阪府市町村職員健康保険組合について
9、職員会館の組合事務所について
10、生涯学習市民センターについて
11、公教育について
 (1)全国一斉学力診断テストについて
 (2)中学校給食について
12、公益法人の制度改革について
13、(仮称)第2清掃工場建設工事にかかわる談合事件について

ガンバリマス!!

無料です。手続きは簡単です。傍聴に来られませんか?


2007年12月10日(月)平成18年度決算反対討論

 明日の議会で、昨年度の決算承認案件が提出されます。

決算、予算については今まで反対したことはほとんどなく、色々考えるところもあったのですが、今回は反対することとしました。

討論を考えているのですが、概ね以下の内容になります。

平成18年度の決算には、市長・副市長の逮捕、辞職の原因となった新清掃工場建築工事費約56億円のうち約22億円が含まれています。

11月30日に大阪地裁で結審された、大林組顧問山本正明被告、及び森井繁夫被告、大阪府警元警察官平原幸史郎被告らによって「談合」はあったと認められています。

「談合」による枚方市の損害は、大阪地検側からの論告においても「2億円から10億円」と漠然としており、中司前市長の公判はまだ始まってもおらず事実関係すら曖昧なままです。

また、市としての契約に基づく求償、その他の賠償請求についても何一つ見通しさえ立っていない現時点で、この22億円の無条件とも思われる承認はできない。・・・・・と考えています。

会派では反対と賛成にわかれる見込みです。


2007年12月7日(金)課長・次長研修

 3時半から課長・次長研修が役所の委員会室で行われました。

研修課題が「公共工事と公正な競争の確保」ということで、議会の方にも案内がありましたので参加させていただきました。

 講師は、甲南大学の法科大学院教授で弁護士でもある 根岸哲先生でした。

今回の談合事件に関する具体的なお話は少なかったのですが、地方公共団体が公共工事の発注に際しての基本認識、指針、また、刑法上のいわゆる談合罪と独占禁止法上の不当取引を体系的にお話頂き、最後の質問まで終わったのは5時半をまわっていました。

講師に対し、3人の職員の方からも具体的な質問が出され、今回の談合事件に関する管理職の緊張感が伝わるものでした。


2007年12月4日(火)文教委員協議会

 
自治体によって色々なやり方はあるようですが、枚方市では議会に先立ち各委員会でそれぞれ提案を予定されている議案の報告・質疑等を協議会として行っています。

今日は文教委員協議会の中で、以下の5項目についての質疑がありました。

1、枚方市学習環境整備PFI事業について
2、学校施設整備について
3、平成19年度全国学力・学習状況調査の調査結果について
4、楠葉仲之芝遺跡の文化財調査について
5、枚方市成人祭「はたちのつどい」について


2007年11月29日(水)12月議会

 
中司市長の辞職に伴う市長選挙、竹内市長の所信表明に始まる54日間の12月議会も「談合事件に係る全員協議会」「代表質問」「決算委員会」が終わり、最後の山を迎えます。

一昨日の「市民病院事業運営審議委員会」において、新病院の整備計画についても議題とされ市長が変わっても病院建て替え事業についてはやっていくとの方針に変更はありませんでした。
今後、議会の厚生員協議会の方で「新病院整備計画」が論議されます。

今日から各委員協議会が開催されています。

私自身は、各議案審議とともに、一般質問、決算の承認について、談合に係る特別委員会設置について取り組んでいます。


2007年11月9日(金)「見張り番」からの住民監査請求

 9月10日に「見張り番;松浦代表世話人」から提出されていた、清掃工場建設に係る談合事件に関する住民監査請求に対し、枚方市の監査委員が「請求には理由がない」として、7日請求棄却の判断を出しました。

<監査結果報告書>:要旨

@談合という行為がなされた蓋然性は高いと判断する。
A落札価格が不当につり上げられたものと推測される。
B市がこうむった損害について、契約約款に基づく賠償金(約5億円)のみならず、間接的に市のこうむった損害についても事件関係者に求めるべきだ。
C刑が確定した後、市は「遅滞なく」上記請求を関係者に求め、市の被った損害の回復に努めること。
D市は有罪判決が確定した後、関係者についても適正な処分を行うこと。
E契約約款における賠償金の割合を、契約金額の10分の1から10分の2以上に増やすことを検討されたい。

との一歩踏み込んだ判断がなされています。

(ただし・・・。ちょっとややこしいのですが。・・・・・)

事実関係が確定していない現時点では、「市が関係者に損害賠償を求めることを怠っているとはいえない。」

・・・・・ということで、請求棄却になっています。


2007年11月5日(月)小堀副市長辞職


 今日から市長の所信表明に対する各会派の代表質問が始まりました。

議会終了後、代表者会議が開かれ、小堀副市長の辞職願いについて報告され、各議員宛に以下の文章が市長から届けられました。

<原文のとおり>

小堀副市長の辞職願いの提出について

 本日午前9時前、小堀副市長の代理人(弁護士)から、本日付で副市長の職を辞したい旨の辞職願いが市長宛に提出されました。

辞職理由としましては、市政に無用な遅れや混乱があってはならないという、枚方市政をおもんばかってのことであり、決して自ら非を認めたものではないということが明記されておりました。
あわせて、起訴並びに辞職にいたる無念の思いも記載されておりました。

私としては、小堀副市長の意思を真摯に受け止め、願い出を本日付で受理し、今後、新たな副市長の検討など、執行体制の充実を図っていく考えであります。


「一点の曇りもない」「談合に関わったなどと非難される覚えは一切ない」との言葉を残しながら、市長が去り、副市長も役所を去られました。
代表質問にも、ほとんどの質問者の項目に「談合事件関連」の質問項目が入っています。


2007年11月2日(金)露の新治さん

 お昼から、ひらかた人権協会主催の「人権文化セミナー」に出席してきました。
今年の講師は露の新治さんでした。

「不当な分け隔て」「社会意識としての差別観念」からの脱却を、笑いあり、胸にちくりと残る痛みありの話を交えながらあっという間の一時間半でした。

貶(おとし)める側からの脱却こそが本当は自分自身の解放になるのだということを、ご自分の頭髪(笑)を例に出しながら熱く語っておられました。

最後に会場からの質問に、落語のネタの中での差別について言及され、落語という文化を未来につなぐ為にも越さなければならない人権のハードルという趣旨のお答えが印象的でした。

普段「人権協会」に対しては辛口なので、なるべくイベントには参加するようにしていますが、今日はラポールの大会議場もほとんど埋り盛況でした。


2007年10月29日(月)新たなスタート

 
今日から54日間の12月議会が始まり、4月の統一地方選挙後、初めての所信表明が行われました。
新市長ということでしょうか、傍聴席にも多くの市民の方が来ておられました。

行政運営の方向性については、前市長との差異はそれほどないという感じを受けましたが、文章はシンプルでわかりやすいものでした。
所信表明に対する代表質問は11月5日(月)からはじまります。
改革市民会議では伏見議員が質問に立ちます。

第2清掃工場関連の談合事件では全員協議会が所信表明に引き続き開催され報告・説明を受けました。質問等については、今後の代表質問・決算委員会・一般質問でとのことですが、何か釈然としないものを感じます。
議会での多数決はともかくとして、とりあえず自分自身の考えはまとめておきます。


2007年10月22日(月)秋晴れの下

 
秋晴れの下、昨日、市内では色々なイベントが開かれていました。

ご案内を頂いていた楠葉幼稚園の運動会と、(旧)村野小学校で開催されたNPOフェスタに行ってきました。

幼稚園の運動会は、元気な小さい方たちに、いつも大笑いさせていただくのですが、あの大勢の子どもたちに一つずつルールを教え導いていく現場の指導者の方たちの努力にはいつも敬服します。
入園式、運動会、卒業式と目を見張るような子どもたちの成長を一緒に楽しませていただいています。

NPOフェスタでは、市内で活動されている団体が色々なブースを出展され、盛況でした。
市役所各部署のブースもあり、水道局による天然水・エビアン・水道水の三種類の「きき水ゲーム」は市民の方から「枚方の水っておいしいんだ。」との声もあちこちであがっていました。・・・チョットウレシイ・・・参加賞はペットボトルに入った「枚方の水」でした。

卒業制作等、(旧)村野小学校の記念を集めた部屋があり、今は亡き友人の田子さんの写真が最後の校長として飾られていました。少し胸がキュンとしました。

3階で菊人形の製作をされておられ、初めて土台作りから見せていただきました。市役所の前に展示されるそうです。今日は朝から岡東公園(市役所前)で菊の展示用のコーナーが組み立てられています。


2007年10月15日(月)初田元府議裁判

 市長選挙も終わり、議会も行政も重く厳しい5ヶ月からどうにか始動開始です。

池上のホームページも何かよくわからないままに、ネット環境がいまいちなのです。ご迷惑をかけている皆さん、もう少しお待ちください。池上本体は元気ですからご安心ください。

10時から始まった初田豊三郎元府議の公判は15分足らずで終わりました。
3000万円の金銭の授受については認め、談合との関与については争う構えです。

初田元府議とは市議会で同期であり年齢も近く、研修等でご一緒する機会も多く、被告人として立っている姿、初田容疑者と呼ばれること、3000万円を受け取っていた事実、その一つ一つが胸に刺さります。・・・・「なぜ!」

議会においても真相の解明が必要です。


2007年9月21日(金)談合事件裁判

 9月14日の元警察官平原被告に続き、午前10時から大林組関連の森井被告、山本被告の裁判が行われ、午後1時半から枚方市副市長の小堀被告の裁判が大阪地裁で行われました。

午後からの裁判を傍聴に行ったのですが、小堀被告は事実を全面否認し、検察等で一貫して身に覚えがないと言ってきた内容がマスコミを通じて異なる報道をされたことに対し遺憾である旨の主張がなされ、10分足らずで公判は次回に持ち越されました。

午前中の大林関連の被告2人については、事実関係について全面的に検察側の主張を認めたようです。


2007年9月18日(火)市長選挙

 枚方市長選挙が16日の日曜日からはじまっています。昨日娘と二人で期日前投票をしてきました。
4月の統一地方選挙での市長選挙は、53人の市議会候補者と共に戦うにぎやかな1週間だったのであまりに静かな気がします。

投票日は9月23日(日)です。

9月14日(金)談合事件の初公判が大阪地裁で開かれました。
平原被告に対するもので、この3ヶ月半の事件に対する検察側からの公式な説明としては始めてとなります。

市長がどなたになられようと、今回の事件の究明は全ての方が公約で掲げられており、議会としても市民に対して、まず何が起こったのかを明らかにしていく責務があります。
検察側の陳述調書を含め検証していきたいと考えています。

次の公判は9月21日(金)AM10時〜森井被告、山本被告。PM1:30分小堀(副市長)被告になります。


2007年9月10日(月)ありがとうございました。

 9月16日告示の市長選に対し、立候補の準備をしてまいりましたが、昨日21時、今回については断念との結論を出しました。

リスクの高い戦いが予想される中で支援をお約束いただいた皆様、激励を頂いた多くの方々に対してのお礼を申し上げ、議会でチェック機関として居て欲しいとの、暖かい、そして確かなご支援に対しても深く感謝を申し上げます。

皆様から頂いたお気持ちは、今後、議会で審議機関員としての責務を全力で果たすことでお返ししてまいります。

本当に、ありがとうございました。

2007年8月31日(金)与党、ねえ・・・。

 「中司市長の与党だったから、これから大変だね。」との言葉を頂きました。
国とは違い、議会の中から選出された市長ではないので、地方政府には基本的に与党・野党はありません。

その上、議員報告NEWSの中でも継続してお知らせしていたとおり、オンブズマン側(原告)に立って中司市長(被告)と裁判を争い、その決着が付いたのが今年の3月。まさに、選挙戦の直前だったのです。
「与党」の言葉には中司市長自身からクレームが来るでしょう。

また、4月の市議会議員選挙において中司市長に推薦をもらった方、応援演説等で関係性の深さを誇示された候補者が多い中、一切の支援を受けておりません。

ただ、12年間に及ぶ中司市政は方向性において支持できるものが多く、赤字再建団体転落の危機から財政を立て直したこと、職員の厚遇問題に対する対応等市民の目線に立った改革も数多くあります。

案件に対し、是々非々の判断をしてきた人間にとって、あるときは熱狂的に、事件がおきれば手のひらを返す状況に戸惑いを感じるというのが偽らざる心境です。

<追伸>

今日はなんか人が多く来られると思っていたら、どうやら同僚の高橋議員のホームページに私の名前が出ているようです。「一応立候補の準備はします。」これが現在の全てです。


2007年8月22日(水)9月議会

 
明日から9月議会に向けて各協議会が開かれます。
予定されていた「市政運営方針」等は当然ながら、市長逮捕、起訴、辞職を受けてあるはずもなく、9月以降の市民生活に直結するものを優先的に議会として審議していくことになります。

また、9月議会には今回行われる選挙費用の補正予算も入ってきます。

中司市長個人の、有罪、無罪の司法判断とは別に、市長としてこの事件の中心にあり、このような結果を招き、市民にかけた金銭的、精神的損失の大きさは免れようもありません。

また、私自身もチェック機関の一員として、この不正を発見することが出来なかった力不足を市民の皆様にお詫びしなければなりません。

この間、色々な市民の方からご意見を頂いています。この損失の求償を徹底的に求めること、また、このような事件が二度とおきない体制作りを構築することが議員として強く求められていると考えます。


2007年8月21日(火)中司市長の辞職届受理

 午前中に中司市長から「市長退職申出書」が提出され、議長が受理しました。
退職申出書には、退職期日が記載されていないため、議会による許可は必要なく、20日後に失職します。

議長は本日付で公職選挙法に基づき、選挙管理委員会に通知しました。

先ほど選挙管理委員会から、枚方市長選挙の日程等についての通知がありました。
1、告示日  平成19年9月16日(日)
2、選挙期日 平成19年9月23日(日)
3、その他 立候補予定者説明会:平成19年9月5日(水)午後1時30分〜
                枚方市役所別館4階 特別会議室
あと3週間で選挙戦に入ります。

中司市長は、1000万円の保釈金で保釈され、自宅に帰宅されたとのことです。


2007年8月20日(月)Xデイ

 先月31日に市長が談合容疑で逮捕され、今日で勾留期限の20日になります。
本日中に起訴、起訴猶予又は不起訴が決定されます。

決定と同時に市長から辞職届が出る可能性もあり、マスコミ関係者も含め朝から待機しています。
現在PM4:20ですが全く動きはなく、4時に予定されていた各派代表者会議も5時に延長されました。

市役所4階は厳しい緊張感に包まれています。

PM5:40
「中司市長が起訴される」との一報が関係者から入りました。談合容疑のみでの起訴のようです。
市長の進退についてはまだ未定です。

PM6:00
明日、中司市長から議長あてに20日付けの辞職届が出されるようです。


2007年8月3日(金)中司市長からの報告

 7月31日に中司市長が競売入札妨害容疑で逮捕され、刑事訴訟法上の48時間がすでに経過しました。
市長の弁護士による勾留取り消し請求も棄却されました。
このことにより、市の最高責任者不在の時間的な目途が全く立たないという状況になりました。

今日、勾留中の市長から弁護士を通じて以下の文章が議員宛てに届きました。

「この度は、市民の皆様、市議会及び市関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけする事態となり、大変申し訳なく思っております。今回の被疑事実につきましては、刑事手続きの中で説明してまいりますので、何卒、ご了承いただきますようお願いいたします。」
                                     平成19年8月3日

このコメントを読む限り、現在の市長は検察と徹底抗戦の選択をされたようです。
市長が有罪か、無罪かについては、今後、司法の場で争われることになります。

改革市民会議(池上、高橋議員、伏見議員)の3名は、本日付で議長に対し「臨時議会の招集」を求める申し入れをいたしました。
市長からは毅然とした明確な判断が示されました。「現実としての市政混乱を今後どうして行くのか。」、同じく市民に選ばれたものとして、判断のバトンが議会に渡されたわけです。

議会では来週の月曜日に緊急の代表者会議がひらかれます。私自身の判断もルールどおり明確にしていくつもりです。当然ですが全ては市民の利益のために。


2007年8月1日(水)中司市長逮捕(その2)

 昨日、テレビクルー、マスコミ関係者、黒塗りの各新聞社のハイヤーでごった返していた市役所が、今日は台風一過の静けさです。・・・・そして主はいない。

今までのいわゆる官製談合事件において首長(知事、市長、町村長)が逮捕されるには、何らかの金銭授受が推定されており、今回の事件で逮捕された多くの容疑の供述からも、お金の流れは一切中司市長につながっていない。
それにもかかわらず40万市の市長逮捕は異例中の異例、・・・というのはマスコミ各紙の論調です。

渦中の現場にいると、何が何でも・・・、だめなら最後は辞職に・・・との検察による強い意志を感じます。

市長の逮捕を受け、残念ですが事件は第二段階に入りました。

今日から印鑑証明一つとっても、証明者を職務代理者である木下副市長に変更しなければなりません。行政の停滞が始まる前に何らかの措置が必要になると考えられます。

水面下ではすでに中司市長の辞職を見越して、候補者の名前もいくつか挙がってきています。

長い夏はまだまだ続きそうです。


2007年7月31日(火)中司市長逮捕!!

 本日、午前11時頃 中司市長が大阪地検特捜部に競争入札(談合)妨害容疑で逮捕されました。

<PM3:00>
テレビも含め市役所はマスコミでごった返しています。
1時からの議会代表者会議で、一人残った木下副市長から市長逮捕についての経緯と謝罪がありました。
3時半から共同記者会見が予定されていますので、聴きに行ってきます。


2007年7月27日(金)第1回 第2清掃工場建設工事に関する調査委員会

 第1回 第2清掃工場建設工事に関する調査委員会(正式名称)が24日の4時30分から、枚方市役所別館4階特別会議室で開かれました。

今回の談合事件の事実関係の検証や再発防止策について話し合う、外部有識者による調査委員会との位置づけです。 

委員の構成
 ○金谷 重樹 氏   摂南大学法学部長   
    寝屋川市情報公開・個人情報保護審査会会長、東大阪市元市行政の事務執行に係る調査委員会委員 
 ○鈴木 毅 氏    大阪大学大学院 工学研究科准教授
    大阪都市景観建築賞審査委員、茨木市建築審査会委員
 ○田中 豊 氏    弁護士
    元最高検察庁検事、元岡山地方検察庁検事正
 ○永田 潤子 氏   大阪市立大学大学院創造都市研究科准教授
    大阪市市政改革調査員、大阪市市行政評価委員会委員
 ○根岸 哲 氏    弁護士
    甲南大学法科大学院教授、元公正取引委員会参与

委員長には「田中豊氏」、副委員長には「金谷重樹氏」が選ばれました。

田中委員長は挨拶の中で「捜査、裁判が続く中、非常に厳しい仕事だが、市民のために全力を尽くしたい」と述べられました。

報告書は年内にまとめられる方針です。


2007年7月23日(月)談合被疑事件の調査委員会開催

 先々週で今回の「談合事件」について、地検特捜の幕引き(終了宣言はありませんが・・。)との感触から、色々な場所で市民の方と話す機会が増えています。

3ヶ月前の統一地方選挙で市長候補「中司宏」の名前を書かれた市民の方は10万2492人です。
お会いする多くの方が、「市長逮捕」に高い関心を寄せておられます。

「市長逮捕」は状況的に、もうあり得ません。

7月5日(木)新聞、テレビなどのマスコミ各社は「枚方市長 関与大筋認める」等、大々的に大騒ぎをしただけで、そのまま他のニュースに移ってしまいました。
「市長逮捕ならず!」ぐらいの記事は出して欲しいと思うのですが・・・。

なにわともあれ、議会としては大林組への求償も含めこれからです。

明日は「談合被疑事件の調査委員会」の第1回目が開催されます。
詳細については枚方市のホームページに掲載されています。


2007年7月13日(金)議長に申し入れ

 朝10時から議長、副議長に会派として正式な申し入れを行いました。

(要旨)

1、釈放されている小堀副市長に対し、今回の事件に対する議会への説明を求めること。
1、市長が約束した「7月上旬の調査委員会設置」について議会への現状報告。
                           (すでに期日は過ぎました。)
1、全員協議会等、議会としての今後の速やかな対応の検討。

以前より、非公式ですが市長部局には色々申し上げてきましたが、小堀副市長保釈から2週間になりますが公式な説明は一切ありません。

ほとんどの情報をマスコミに頼らざるを得ない市民に対し、説明が必要です。
この事件で市長、副市長、枚方市役所を守っているように見えて、本当は足を引っ張っている行政マンとの意識のずれをつくづく感じます。彼らの意識の中心に「市民」はいないように見えます。


2007年7月12日(木)参議院選挙告示

 参議院選挙の公示日です。街中の掲示板にはポスターが貼られ、選挙カーが回っています。

ほとんどの議員の方は、所属する組織支援に行っておられるのか、市役所4階の議会は静かです。
このままの状況が参議院選挙の7月29日(日)まで続くのでしょうか?

さて、わが会派(?)です。無所属市民派ということで、国政選挙には一切お招きも受けなければ、どこかの選挙陣営の応援にも参りません。
その上、今回に関して言えば、国政選挙の応援をしている場合なのか・・・?との大いなる疑問もあります。

市民の皆さんは、選挙以上に今回の「枚方市の談合事件」に関心を寄せておられます。当然です。何一つ解決していないからです。駅前で市議会議員のマイクから談合の件に関する話を聞きたいのです。

小堀副市長が保釈されて、明日でもう2週間になります。
現時点で議会に対して、何一つ公式な説明はありません。

小堀副市長ご本人の口から、「なぜ逮捕されたのか」「起訴に至った理由は何か」「検察側と小堀副市長の見解の相違はあるのか」「あるとすればどの部分なのか」議会に対して説明をする必要があります。
それが「できない」のであれば、できないことの法的根拠の説明が必要です。
ご自身の体調によるものであれば医師の診断書等の、これも説明が必要です。

なしのつぶてで2週間、は許されるものではないと考えます。

明日、会派として正式に議長に面会を求めています。


2007年7月5日(木)談合再燃?最後の形作り?

 毎日新聞の朝刊で、久しぶりに一面トップで「枚方談合」の記事が掲載されました。
中司市長が4日夜から大阪地検特捜部で任意の聴取を受け、5日未明に自宅に戻ったことによるものです。

市長は昨日からイベント等の公式行事に出席を始めました。そのとたんの特捜による任意の事情聴取です。

夕刊ではさらに読売新聞「枚方市長 関与大筋認める」、日経新聞「枚方市長 大筋認める」との大きな見出しが付いていますが、内容的には目新しいものはありません。

事件が新しい段階へと発展していくのか、それとも大阪地検特捜部の事件終息に向けて最後の形作りなのか、役所に緊張が走っています。

警察の捜査であれば記者会見等で状況が伝えられるのですが、今回の地検特捜の場合は一切情報を出さないので本当にわからないのです。マスコミ関係者も同じはずです。

今日は久しぶりに市役所4階はマスコミでいっぱいです。
                   ・・・・長い夏になりそうです。


2007年7月2日(月)小堀副市長

 小堀副市長が29日夜、保釈されました。
自宅に帰られた後、健康上の理由で入院されておられるとのことですが、議会に対して正式な連絡はありません。

5月31日以降、欠勤扱いということで給与の支払いはストップしています。夏のボーナス支給については「6月1日現在で在職している職員」を対象とすることから、特別職である小堀副市長に対してもその支給はストップされています。

体調のこと、裁判の被告となっていること等の事情は当然あると思います。
しかし、副市長という職責におられること、容疑は市の事業に関することであります。

逮捕以降、何一つわからないまま市長・担当部を答弁者として、一般質問・全員協議会等を重ねてきたことを考えれば、ご本人の口から「なぜ逮捕されたのか」「起訴に至った理由は何か」「特捜と小堀副市長との見解はどこが違ったのか」等、早急に議会(市民)に対する説明は必要だと考えます。

今日はマスコミ関係者とおぼしき方が数名、市長室の周辺に待機されています。


2007年6月29日(金)なんなんだ!

 あれだけ大騒ぎをし、詰め掛けていた新聞・テレビの報道陣が火曜日の議会を最後に誰もいない。
市役所4階に詰めていたあの大勢のマスコミが・・・一人残らず・・・もうイナイ。

あれだけ毎日、新聞の一面で踊っていた「枚方談合」の4文字が、全社、一面から完全に消えた。

状況は何一つ変わっていないのに。状況は何一つわからないのに。

「一体、なんなんだ!!」

起訴された小堀副市長、逮捕された初田府議会議員はまだ拘束中である
検察から正式な記者会見等、一切なしであそこまでの記事を書き、突然いなくなる。

議会、行政の長い戦いはこれから始まります。がんばります。


2007年6月26日(火)6月議会最終日

 長い6月議会が終わりました。

 談合事件に関して、「小堀副市長の起訴内容については、今朝の段階で小堀副市長の弁護士にも届いてない状況です。また、本人への事実確認について弁護人を通じての本人面会も難しい状況」との市長発言がありました。・・・・・・特捜は本当に秘密裏です。

共産党から談合事件に関して「地方自治法110条に基づく特別委員会設置」を求める議案が提出されました。
私たち、高橋、伏見、池上「改革市民会議」の3人はそれぞれの立場で選ばれており、選抜メンバーでの特別委員会ではなく全員協議会、臨時議会での直接質疑を求めています。

今後、裁判で事実が徐々に明らかになってくるはずです。

現時点では、事実の徹底解明。官製談合がなかったとするなら副市長の無罪での奪還。大林組に対する工事代金求償の方向でがんばります。


2007年6月21日(木)小堀副市長起訴

 議会開会中なのですが、小堀副市長起訴の一報が入り急遽議会の代表者会議が開かれています。
起訴が事実であれば今後は法廷闘争に移ります。

マスコミ各社の動きも慌しくなってきました。

PM3時40分:代表者の伏見議員が今、控室に帰ってきました。
小堀副市長の起訴について確認されたようです。

議会運営委員会が続いて開催され、今日予定されていた一般質問は明日に回し、これから議場で「全員協議会」が開かれます。


2007年6月19日(火)一般質問

 
本来であれば、選挙後の6月議会は市長の4年間の方向性を示す「所信表明」があり、それに対する「代表質問」の形になるのですが、談合事件により市長の「所信表明」がなくなりましたので、「一般質問」という形になります。
会派からは、伏見議員が質問に立ちます。全員協議会での答弁不足分等、談合関連の質問も予定されています。登壇は明後日(21日)の朝一番(10時〜)になる予定です。

小堀副市長が逮捕されたのは、5月31日PM8:07です。そろそろ20日がたとうとしています。
マスコミ関係も今週から少しずつ引き上げています。地検からの情報が全くないまま、時折踊るマスコミの過激な活字に重苦しい市役所の状況です。


2007年6月14日(木)議会初日<市長挨拶>

 午前10時過ぎ、マスコミのあられのようなフラッシュを浴びながら、中司市長が6月議会の開会挨拶に立たれました。NHK等のお昼のニュースでご覧になった方も居られると思いますが、市長の挨拶の中で重要と考えられる部分を以下に書き抜きます。

 1、私自身(中司市長)につきましても、様々な報道がなされていますが、談合には関与しておりませんし、金品の授受などは、一切ないことを改めて明言いたします

 2、今回の事態の重大さを重く受け止め、当面、事態の収拾に全力を注いでまいりますが、事件の全容が解明された段階において、私の責任も明らかにした上で、市政への信頼を回復するため、より一層公正で透明な市政の実現に向けて全力を注いでいく決意です。

池上の感想としては・・・・・、
31日に逮捕された小堀副市長がまだ帰されてもいない、状況についてもマスコミを通して知りえる情報だけ、全てが推測の域を出ない現状の中で「事態の収拾」という言葉に違和感を感じています。


2007年6月4日(月)全員協議会 初田議員逮捕

 議会の全員協議会の日程が決まりました。
6月7日(木)1:00〜 枚方市役所4階議場

市長から今回の一連の事件についての説明と、各会派からの質疑があります。
当然ですが、傍聴は可能です。

今(PM6時20分)のニュースで初田豊三郎議員の逮捕との一報が出ました。
言葉もありません。どこまで広がっていくのでしょうか。


2007年6月3日(日)休日の市役所

 いつもなら静かな市役所ですが、行政マン、議員が結構役所に出ています。
マスコミ関係と思われる車も停まっています。

今日も新聞各紙の一面に「枚方談合」の記事が入っています。「元市議も謝礼受領か」は「か」の文字が付いているとはいえ、4月まで一緒に仕事をしてきた同期の議員です。

議会にも重苦しい空気と、張り詰めた緊張感が広がっています。


2007年6月1日(金)副市長逮捕

 昨日の夜8時過ぎ小堀副市長が逮捕されました。事態は日ごとに深刻化しています。

今日10時から開催される予定であった「文教委員協議会」の担当助役が小堀副市長であったため、打ち合わせ会で色々な意見が議員から出され、協議会の冒頭に木下副市長から謝罪、報告の挨拶をうけました。

行政と議会は車の両輪です。行政がこのような状況の中で、議会の果たすべき責務は大きいと考えます。


2007年5月31日(木)激震

 5月29日午後2時8分、知人の小西冨美子さんが亡くなりました。母に近いお年でしたがお元気で、社会福祉協議会の副会長をはじめ、校区コミューニティーの会長として活躍されておられました。

正統派の関西弁で歯に衣着せぬお話は波紋を起こすこともありましたが、彼女の周りはいつも大輪の花が咲いたように賑やかでした。

昨日の通夜、今日の葬儀と300人を超す弔問の方が来られお別れを惜しんでおられました。
寂しくなります。・・・・ご冥福をお祈りいたします。


 同じ頃、市役所ではゼネコン関連の談合疑惑で激震が走り、庁舎に大阪地検の特捜が入り議会にまで捜査が及びました。

明日から6月議会前の各種協議会が始まります。この件も含め全力を尽くしガンバリマス。


2007年5月18日(金)第59代枚方市議会副議長

 AM11時45分、第59代枚方市議会副議長が選挙によって決まりました。

議員数34人。投票総数34票
  榎本正勝議員 28票 (自民党)
  中西秀美議員  6票 (共産党)

榎本正勝副議長 3期 昭和22年11月4日生まれ 

これからいよいよ、監査役、各委員会の委員長ポスト等の調整が始まります。


2007年5月17日(木)第56代枚方市議会議長

 
昨日から開催されている臨時議会ですが、只今(11時15分)第56代枚方市議会議長が選挙によって決まりました。

議員数34人。投票総数34票 
  大隈恭隆議員 28票 (公明党)
  西村健史議員  6票 (共産党)

大隈恭隆議長 4期 昭和23年10月7日生まれ

新清掃工場、新火葬場の稼動、中核市移行、財政再建等重要課題満載の議会です。
頑張っていただきたいと思います。


2007年5月8日(火)始動


 久しぶりに倒れました。連休中ゆっくりさせていただきようやく回復しました。
その間頂いた暖かいメール、お電話、お手紙、心のこもったお声かけ本当にありがとうございました。
涙を呑んだ若い候補者の分まで、4年間、気持ちを新たにしてがんばります。

今日、各会派の代表者会議がAM10時から開会され、5月の臨時議会に向けて始動しました。

<新たな会派構成>
 自由民主党議員団:3名
 日本共産党議員団:6名
 自民党清和会  :4名
 改革市民会議  :3名・・・・・池上のりこ、高橋伸介、伏見隆、
 民主連合議員団 :7名
 公明党議員団  :8名
 民主市民議員団 :3名 

改革市民会議の控室は以前と同じ場所になりました。

議場の席は、各会派それぞれ思惑はあったようですが、うちは(ど)真ん中になりました。
*国会と違って、枚方市議会の場合は会派の届け出順に、議長に向って一番前の左端から順に席が決まって行きます。各市によってまちまちのようです。

5月の臨時議会は、行政側からの案件もいくつかはありますが、主に議長・委員長等1年間の議会のポストを決定します。


2007年4月23日(月)統一地方選挙の春<その5>

 各社朝刊の枚方市議当選者一覧表を一度見ていただきたいと思います。

枚方市議会議員選挙は府下一番の激戦(34議席に53人の立候補者)となりましたが、それ以上に組織の強さ、いわゆる地盤・看板・かばんの強さを見せつけられた選挙結果になりました。

次点の梅崎議員は別として、残り18人は全て無所属・新人です。こんな市町村はめったにありません。
有能な若い候補者、誠実に取り組んでこられた熟年の候補者の方、他市であれば楽々当選圏内に入るはずの候補者の死屍累々になってしまいました。

理由は色々考えられます。

?候補者みんなが、それぞれ良かったから票が割れた。
?これほどの選り取りみどりの候補者であったにもかかわらず、投票率は、やはり50%に満たなかった。(46,93%)
?新人候補が東部・北部に集中した。
                    ・・・等、もう少し分析が必要です。・・・

今回、早い時期から連携していた、同じ志を持って果敢に枚方市議選に挑戦した若い候補者が一人も当選できませんでした。
「しがらみの選挙からは、しがらみの政治しか生まれません。」
志を持って立候補する彼らが突破する方法を考える責任が私にはあると思っています。
厳しい現実ですが、ガンバリマス。

落選はしましたが、今日会った彼らの日に焼けた笑顔と涙は輝いていました。

棄権された15万人の有権者のみなさん。棄権は現在の政治に対する白紙委任状です!!」


2007年4月12日(木)統一地方選挙の春<その4>

自分自身のこと 

振り返れば、3月議会が終わってから日常の議員活動と選挙準備で、一気にここまできてしまった感がします。

他の候補者と比較すれば、フランス料理のフルコースとお子様ランチほどの規模の違いはありますが、車の手配、事務所の準備、看板類、ポスター(578箇所)貼付段取り等等が、候補者自身の表現を必要とする選挙広報原稿、今回の争点の共通認識、ウグイス嬢の原稿と常に平行してこなして行かなければなりません。

あと2日です。足らない部分は沢山ありますが、15日からは事務局責任者はみんなにまかせて池上のりこは「枚方市議会議員候補者」になります。
街宣車に乗ってみたい。桃太郎(?)をやってもいいよ。ウグイス嬢(からす男)してみたい。等ございましたら、ご一報ください。お子様ランチですがフルコースです。どなたでもいつでも参加OKです。


2007年4月10日(火)統一地方選挙の春<その3>


 4月8日(日)に府議会議員選挙が終わりました。投票者数14万1115人
 枚方市の投票率は43.98%でした。(前回の投票率は43.94%)

  (当選)鈴木和夫  (公明党・現)  3万1953票
  (当選)中村哲之助 (民主党・現)  2万7358票
  (当選)黒田昌子  (共産党・現)  2万2942票
  (当選)漆原周義  (民主党・現)  2万1843票
  (当選)初田豊三郎 (自民党・新)  1万9554票
      小川ますみ          1万3385票
      丸若正彦             1744票     <敬称略>

いよいよ次は、8月22日(日)投票日の市長・市議会議員選挙です。
池上は今、市役所で立候補届け書類の事前審査を受けています。


2007年4月4日(水)統一地方選挙の春<その2>

 お隣の寝屋川市の議員で同期だった吉本ひろこさんが、今回の立候補を断念されました。

 考え方の全てが同じわけではなかったのですが、年齢も同じですし、何より「地盤・看板・かばん」何も持たない選挙を突破しながら、議会に送っていただいている議員としての志は通じるものがあり、時々食事をしながら支えあってきた思いも多分にあります。

誠実でガンバリ屋だった彼女の12年間も見てきました。

自立した「地方政府」と「議会」という、明確な方向性が地方自治体に求められる大切な時期に「なぜ?なぜ!」との思いがこみ上げてきます。

寝屋川市民の方で彼女を支持されておられた方は、私以上に残念に思われておられるでしょう。

吉本議員、まだ間に合います。立候補届けは4月15日(日)5時までです。


2007年4月2日(月)統一地方選挙の春

 いよいよ統一地方選挙が3月30日(金)から始まりました。

大阪府では、府知事選挙がないため府議会議員選挙だけになります。
投票日は4月8日(日)になります。

市長、市議会議員選挙の投票日は4月22日(日)です。

最近、不在者投票(期日前投票)をされる方も多く、市役所5階の投票所はこの土・日だけで1000人以上の方が来られたようです。
不在者投票は手ぶらでもOKです。


2007年3月23日(金)消防議会

 午前9時半から消防議会運営委員会、10時から消防議会が消防本部で開かれました。

消防本部棟自体の耐震性の問題、枚方市と寝屋川市の分離の問題等、先送りのまま今期最後の消防議会が終わりました。

議会が終わって外に出ると、枚方市駅周辺では、マイク・街頭宣伝車のスピーカーから大きな声が流れてきます。いよいよ選挙が間近になってきたという感じです。


2007年3月19日(月)小学校卒業式

 樟葉北小学校の卒業式に列席させていただきました。12年前の阪神淡路大震災のあの年、大人たちが明日の希望を失い廃墟の中で呆然としていた、あの年に生まれた子供たちが今年小学校の卒業式を迎えます。

池上も同じ年の4月に議会へ送っていただきました。もう、12年たったのですね。

暖房設備のない体育館での式典でしたが、子ども達の元気な歌声が響いていました。
卒業生、52人の皆さんの豊かな未来を祈念しています。


2007年3月14日(水)中学校卒業式

 午前中、楠葉中学校の卒業式に行ってきました。
今週は、急に冷え込んできて底冷えのする体育館でしたが、子供たちがとてもりりしくて、「巣立ち」と言う言葉が浮かぶような、良い卒業式でした。

来賓紹介も、一人一人にしっかり目線をあわせて、思わずこちらがドキドキしてしまいました。
彼らのためにも・・・、ガンバル。

議会も、昨日で終わり、いよいよ選挙ムードになってきます。

池上のりこの楠葉の事務所も、今週から週4日ですが留守番に入ってもらい事務仕事・パソコン関係をお願いしています。また、お近くにおいでの節はお立ち寄りください。


2007年3月8日(木)総括予算質疑

 
3月議会のまっただ中なのですが、4、5日前から風邪を引き38度前後の熱が2日続き、アスピリンを齧りながら議会の準備をしていました。今日は少し熱がひいたようです。周りにも同じような症状の方が結構居られます。寒暖の差が激しいので、皆さんもご用心ください。

 
明日は朝10時から、総括質疑で「改革市民会議」を代表して質問に立ちます。
  (項目)1、財政見通しについて
      2、行政評価と外部評価としての日経自治体ランキングについて
      3、大阪府市町村職員互助会について
      4、大阪府市町村職員健康組合について
      5、保育所の民営化について
      6、(仮称)北河内4市リサイクルプラザについて
      7、法制室の強化について
      8、枚方市民病院について         以上 

同僚の高橋議員と、「選挙前なのに、よくもこんだけ票が減る項目ばかり集めたなあ・・・。」と言って笑いました。いつものことです。改革市民会議の3人は、最後まで理不尽な税の使い道と徹底的に戦います。
                                          ハクシュン!!

2007年2月21日(水)立候補予定者説明会

 統一地方選挙に向けて、市民会館の1階で枚方市長と市議会議員立候補予定者の説明会が行われました。
各運動団体の方たち、後援会の方で満杯でした。

池上と高橋議員、伏見議員は3人で説明を受けに行って来ました。

実質、あと2ヶ月なんだとひしひしと感じました。
でも、まずは3月議会です。3月9日(金)に予算の包括質問で登壇予定です。
任期中に一歩でも前に進めて行きたいと考えています。


2007年2月16日(金)3月議会


 暖かい日差しに誘われて、バス停の梅の花が満開になっています。
地球温暖化が懸念されていますが、小さな子供たちや年配の皆さんを思うと暖かい冬は少し嬉しいのです。

来週から3月議会に向け、各種協議会が開かれます。

予算については、4月に市長の改選がありますので骨格予算となりますが、議案については「枚方市市民参加推進自治条例」等、多くの案件が議会にかけられます。

枚方市は市長・議員共に統一地方選挙での改選ですので、この3月議会が今期(4年間)最後の議会になります。悔いのないようがんばります。


2007年2月4日(日)継体天皇フォーラム

 1500年前に樟葉宮で継体天皇(聖徳太子の曾おじいちゃん)が即位された日ということで、市民会館でシンポジュウムが開催されました。

1300人収容の市民会館がほとんど満席で、メモを取りながら聞き入る方の姿も見られました。

来週の日曜日は住んでいる自治会(中楠葉)で、樟葉宮跡へ行く事になっています。
枚方は、私も含めすでに8割以上が新興といわれる他地域からの住民になっています。
地域の「物語」が住民同士をつなぐキーになるかもしれません。


2007年2月1日(木)鳥取県片山知事

 鳥取県の片山知事が4月の知事選に3期目不出馬とのニュースを聞き、ちょっとショックを受けていました。
片山知事は、首長としてダムの廃止、鳥取地震での震災家屋への補助金、職員の報酬5%カット、ウラン残土の撤去等あらゆる領域に改革の先陣を切ってこられています。
そして、議会に対しても「最終決定機関」「立法府」との位置づけの中で、多くの助言また改革を支えてこられました。

先週の26日にお忙しい中、時間をとっていただけるということで、会派3人と枚方の議会に関心を持っておられる鍛治谷さんの4名で鳥取に行ってきました。

「権限の中枢にいる知事が10年やっても出来ないことは、人を変えなければできない。」と最初からおっしゃっておられたのですが、つい・・・まだ10年たってないのに・・・とグジグジ言いそうになります。

2000年の地方分権一括法以降は特に、一番小さな県から全国の首長、議員に自らも戦いの中に身をおかれながら発信し続けられたメッセージは、大きな勇気となってそれぞれの自治体に大きな波紋を起こしました。

私自身も、知事の立ち上げられた「自立塾」の塾生として、志を継ぐものとして市民のためにがんばります。

「鳥取県ホームページ→知事日誌」にその時の様子が写真付きで掲載されています。


2007年1月22日(月)関西医大枚方病院

 古くからの友人が暮からお正月にかけて体調を崩し、関西医大の枚方病院へ手術入院しました。役所の近くなので時々必要なものを届けに行くのですが、サービスといい、施設といいリゾートホテルのような雰囲気です。医療内容については素人なので全くわかりませんが・・・。

13階の川に面したレストランも金額、内容共に充実しています。今日から1周年記念でステーキランチが1000円(?)だったと思います。部外の方も大勢食事に来られています。

固定資産税等、枚方市の財政として考えると収益的な問題もありますが、市民の方にとっては何よりの施設だと思っています。

昨年の1月に開院され枚方市民病院の経営が心配だったのですが、今のところ際立って大きな落ち込みもなく、救急病院としての相互連携もうまく行っているようです。


2007年1月18日(木)北河内ボランティアセンター「やろう会」

 市内には旧村野小学校を拠点に活動されておられるボランティア団体も多数おられますが、「北河内ボランティアセンター」は御殿山駅の事務所を拠点に、以前から北河内地域で各種ボランティア事業を活発に行っておられます。

今回、センターの「やろう会」の皆さんがシニア向けの講座を企画されておられますので、お知らせします。

1日目 2月10日(土)13:30〜  そば打ち体験とオリエンテーション「四季彩館」
2日目 2月17日(土)13:30〜  講演と町あるき「鍵屋資料館」と旧街道
3日目 2月24日(土)13:30〜  ヨーガ入門と交流会「枚方市民会館」

3講座全てで受講料は3000円です。

詳細は「北河内ボランティアセンター」にお問い合わせください。(TEL072−848−4166)
元気な女性と優しい男性がいっぱいです。


2007年1月15日(月)わんきち

 18年前、楠葉モールのペットショップで兄弟と一緒に「もらってください」のゲージに入っていたモコモコの子犬(ボク)が1月3日に逝ってしまいました。

2日間は寝たままでしたが、それまでは食べて、歩いて、暮に降った雪が嬉しくて庭中に足跡を残していました。1月3日のお昼、陽だまりの中、身体をなでていた私の手の下で静かに心臓の鼓動が止まりました。

人でいえば100歳ぐらいなのでしょうか。

枚方に帰る1日前でした。田舎の家に残りたかったのかもしれません。

久しぶりに号泣しました。かわいがってくださった皆さん本当にありがとうございました。


2007年1月7日(日)消防出初式

 寒風吹きすさび、雪の舞い散る中、淀川の河川公園で枚方寝屋川消防組合(参加人数357名)、枚方市消防団(参加人数488名)、寝屋川市消防団(参加人数406名)の合同出初式が9時半から行われました。

さむかった!!本当に寒かった!!

時折、吹雪のような雪とあられも降ってくる荒天の中、日ごろの訓練の厳しさを思わせる力強い演技を次々見せていただきました。

自治体行政の中でも、市民の命を守る最前線におられる隊員、団員の皆さん本当にお疲れ様でした。


2007年1月5日(金)枚方市議会報(新春号)

 枚方市は年末・年始を1日ずらしているので、毎年1月5日が仕事始めになります。

 今日あたり、市内の各ご家庭には「枚方市議会報の新春号」が配布される予定です。今年は会派の代表をさせていただいているので「改革市民会議」の新年の抱負を書かせていただきました。
市外の皆様には、枚方市のホームページでごらんください。
テーマは「税金のばらまき、既得権益と全力で戦います」また、ご意見をお聞かせください。

厳しい寒さが続きますが、皆様のご健勝をお祈りいたします。