週間日誌

2008年12月24日(水) クリスマスイブ

 
キリスト教徒ではありませんし、特段の予定もないのですが今日はクリスマスイブです。

子どもの頃は、この季節にはジングルベルの鐘の音が鳴り響き、街中に活気が満ちていたような気がします。
今年55歳ですから、日本の高度成長期と共に育ってきたというところでしょうか。

11月、12月と景気の冷え込みが一段と厳しいという声が周りから聞こえてきます。
健康保険のない子どもたちに対しては、担当課の英断で市内の18歳以下の子どもたちには保険証が渡されることになりました。
小さな子どもを育てる若い世帯で、保育所が必要になるケースも年明けから増えてくるのではないかと心配ですが、今議会での前向きな答弁は頂けませんでした。

明日は、議会改革懇話会が開かれます。一歩ずつでも前進しなければと思います。


2008年12月17日(水)一般質問

 お久しぶりになってしまっておりました。ゴメンナサイ。

今日、自分の一般質問が終わりました。
項目は以下のとおりです。

 1、職員の健康保険について
  (1)事業主負担について・・・枚方市と職員負担1対1を求めて
  (2)医療費通知について・・・職員にも医療通知の配布を
 2、就学前児童の子育て支援について・・・保育所の人数拡大
 3、行政財産の目的外使用について・・・市有施設に設置された自動販売機の手数料徴収
 4、枚方市民病院について
 5、市道長尾船橋線工事に係る不適正な事務処理について・・・事件ものです!!

議会の正式な議事録が出来上がるのは3ヵ月後なのですが、概要ならあります♪


2008年11月11日(火)視察

 私事ですが、10月30日に手術後の3ヶ月健診でMRIを受けてきました。手術は成功、順調とのことです。次回は2月に2泊3日のカテーテル検査入院で、何も無ければ無事開放(?)のようです。
私の動脈瘤発見(?)以来、周囲の知人、同僚議員が脳ドックを受けに行きました。

全く無症状でのまま、脳動脈瘤が破裂すれば約3割が死亡、3割が重度障害という数字に震えたのだと思います。そこそこの年齢の方は、是非脳ドック受診をお勧めします。少しうるさいぐらいで注射も薬剤投与も何もありません。女性の方にはマンモグラフィー検査も合わせてお勧めします。

公園、街路樹の木々が美しく色づいてきましたが、11月は小中学校の30周年、40周年の周年行事、各委員会の視察、研修、出張等、なんとなく慌しい日々が続きます。

今日は、総務委員会が横浜から帰り、文教委員会が山口に出発しました。
委員会視察については、賛否両論分かれますが、実施する限りは枚方の現状に役に立つ情報を一つでも多く得てくることが求められます。

池上の所属する厚生委員会は、明日、今年4月にオープンした「熊本市総合福祉センター」と指定管理者を導入している「北九州市立子育てふれあい交流プラザ」の視察に向います。今日は視察先でお尋ねしたいこと、見ておきたいものの最終確認をしています。

<お詫び>9月17日の日記から年号が「2009年」になっていました。指摘を頂くまで気が付きませんでした。謹んでお詫びと訂正をいたします。


2008年10月16日(木)談合事件

 私自身は決算委員会の最中なので、裁判の傍聴には行けないのですが、1年ほど前に一度開かれただけだった初田豊三郎前枚方市議会議員の大阪地裁公判が、10月8日、15日と立て続けに開かれています。

傍聴に行かれた高橋議員からお聞きすると、平原元警部補への検察官・弁護士の尋問が中心だったようです。内容をお伺いすると、「ちょっと!違うよナ。」と思うことが多々ありますが、これから徐々に真実が解明されていくはずです。・・・・詳しくは「高橋伸介ホームページ」へ

興味深かったのは、10月11日付け読売新聞の朝刊で、取材に応じて中司元市長が、「談合に関与していない」との記事が写真入で掲載されていましたが、結構読んでおられる市民の方がいて、「無実かも知れんの?」とか「会っただけで逮捕されたん?」等、色々お尋ねがありました。

私自身も市政報告の中で、談合事件の事実関係について特集を組み4万部ほど配布しているのですが、「新聞が書いている」という神通力は、その信憑性に雲泥の差があるようです。

産経新聞にも同様の記事が同日掲載されていました。内容的には読売より詳しく紙面も大きかったのですが、活字も小さく写真の扱いがいかにも「被告人」で、プロ仕様という感じです。

記事を読んだという行政マンの「中司元市長は背水の陣をしかれたんですね。無罪判決まで徹底的に戦うとの宣言ですね。」という言葉に少し胸をつかれました。何も言わない様々な方の中に深い思いがたくさんあるようです。
中司元市長の初公判は10月21日10時からです。


2008年10月13日(月)決算特別委員会

 明日から平成19年度の枚方市決算特別委員会が開かれます。

池上は、明日の初日、2番目の質問者となっており、今日は休日ですが市役所で資料作成の追い込みです。
岡東公園では、よさこいソーランの賑やかな声が聞こえています。

他の質問でも同じなのですが、「税金」に対する行政の認識の甘さが、ギリギリするほど口惜しい時があります。
というわけで・・・・いつも支出チエック型質問です。
枚方市倒産の山は越えたとはいえ、まだまだ財政の厳しさには変わりなく、最近色々な部署での緩みが非常に気になります。

7年前の「赤字再建団体転落か!!」との緊張感が役所を襲ったとき、常に心をよぎったのは「一般の市民の方は、文句を言いながらでもキチンと税金を払い、他市の市民に比べ、自治体が倒産するほどのどんな享受を受けたのか。」ということでした。

聖域を設けず、全ての分野に「納税者の視点」でチエックをかけます。・・・・ガンバリマス!

市役所の外は、秋晴れの青空が広がっています。


2008年9月29日(月)9月議会終了

 集中豪雨対策の補正予算、路上喫煙禁止等条例、留守家庭児童会室の夕方7時までの時間延長、人事案件等を可決し、全員協議会では昨年の談合事件、市民病院の建て替え構想案等の審議を終わり、今日9月議会が閉会しました。

枚方市議会では、明日の「議会改革懇話会」も含め、10月から昨年度決算にかかる「決算委員会」が開催されます。

池上は改革懇話会の委員、久しぶりの決算委員、総合計画の委員と少し慌しいのですが、一つずつ丁寧に審議して行きたいと思っています。

衆議院選挙をにらみ、市議会でも選挙に向けた動きが少しずつ感じられるようになってきました。
「そうだ。選挙、行こう!!」
テレビに向って批判をしていても何も変わりません。
投票に行きましょう。政治家とはどんな人でも、有権者の投票行動に一番関心を持っている人種です。

無党派で投票に行かなかったあなたが変われば、政治は必ず変わります。


2008年9月17日(水)市民病院の建て替え

 先ほど全員協議会が終わりました。

まだ、案の段階で議会に図られたのですが概要は、

■地上7階、地下1階
■現在の場所で東側の隣地(国有地)も購入し、病院業務と平行しながら建設をしていく。
■現在の約1,5倍の広さになる。
■緩和ケア病棟(20床)、地域周産期母子医療センター(お産)レベルの機能整備
■隣地の購入費、病院建設費、医療器具等の総事業費で約165億円

自治体病院にとって厳しい状況の中での建設になるわけですから、医師・看護士の確保も含め、財政的にも厳しいチェックが必要です。・・・・・ガンバリマス。


2008年9月12日(金)9月議会が始まります。

 来週の16日から9月議会が始まりますが、突然9日の議会運営委員会で「昨年の談合関連、市民病院の建て替え関連」の全員協議会が17日に入ってきました。議会に出される案件は、聞いていればよいわけではなくその場で質さなければ、無条件の合意になってしまいますので調査・検証が必要になります。控室のデスクに次々と積まれて行く書類に何らかの意図でもあるのと思ってしまいます。

今日は教育委員会から市内の中学校の教頭によるPTA会費、子どもたちの積立金約290万円の横領事件の報告まで入ってきました。産経新聞の夕刊に詳しく掲載されましたが、教育現場の緩みを感じます。

議会初日の案件についても「なぜ!!」と思うものも多く、血圧が上がりそうです。脳動脈瘤の手術を終えといてホンマニヨカッタ。

市長が変わるという経験が初めてなので、その影響もあるのかなと最近思い始めています。

なにわともあれ、忙しい3連休になりそうです。ガンバリマス。


2008年8月29日(金)職場復帰

 
昨日、手術を受けた城山病院で1ヶ月健診を受け順調ということで、「血さらさら」、「血圧を下げる」お薬から無事開放されました。

仕事は今週から復帰しています。
議会の方は議会改革の懇話会、9月議会に向けて始動し始めています。

ご心配を頂いた皆さん、ありがとうございました。池上は元気で役所に復帰しています。
静養でお世話になった、岡山の皆さんありがとうございました。


2008年8月5日(火)退院しました。

 ご心配をおかけしましたが、昨日無事退院しました。

ちょうど1週間前の7月29日(火)羽曳野市にある「春秋会 城山病院」で村尾健一医師の執刀による脳血管内手術を受けました。

手術費だけでも226万740円という高度・先進医療だったのですが、健康保険と高額療養費制度によって、私自身が病院に支払ったお金は8日分で24万6410円でした。

毎月支払う6万5000円の保険料は大きいのですが、国民皆保険制度のありがたみを身をもって感じました。

ご心配を頂いた皆さん、ありがとうございました。2週間ほど休養をいただき、また9月議会に向けてガンバリマス。


2008年7月25日(金)入院します。

 5月15日に枚方市民病院で2年ぶりの人間ドックを受けました。

55歳の年齢と脳外科医の娘からの勧めもあり、オプションで脳ドック(MRI)を受けたところ脳動脈瘤が見つかってしまいました。・・・(泣)

親、祖父母にも死因に脳関係がおらず、「まさか!!」というのが実感でしたが、最近の機械は冷徹に鮮明でした。宣告はドックのその日です。

大・中・小の3個が見つかりましたが6月議会に入る直前ということもあり、全ては議会終了後ということで、とりあえずCTAを受け議会に突入しました。

その後、セカンドオピニオン等を受ける中で、中・小の動脈瘤については経過観察をし、大きいものも7ミリ程度ということで、手術については選択肢があったようです。

ただ、脳動脈瘤が破裂した場合は約3割が死亡、3割に重篤な障害が残り、後3割程度の方が軽度の障害又はなにもない状態になるという非常にセンセーショナルな宣告があり、議員という仕事も考えた上で先日「手術」の選択をいたしました。

足の付け根の動脈からカテーテルを入れて、脳の動脈瘤にくもの糸のようなプラチナを詰める手術ということで、最新・高度医療になるようです。(全身麻酔、約4時間程度の手術)

というわけで、今のところぴんぴんなのですが、来週の29日(火)手術で、28日(月)から1週間ほどの入院をいたします。

元気に生還してまいりますので、みなさん、よろしくお願いいたします。


2008年7月22日(水)社会保障研修

 
先週の14日(月)から18日(金)まで、滋賀県唐崎の市町村研修センターで社会保障研修を受けてきました。
参加議員は50名程度なのですが、北海道から九州まで全国からの参加です。ちなみに、応募は100名を超えていたそうなので、運良く当選ということだったようです。

朝9時から夜5時まで、食事の後は自主研修で最終日が研究発表という缶詰状態でのハードスケジュールでした。

内容については、「医療制度」「年金」「少子高齢化」「子育て支援」「介護保険」「高齢者福祉」「障害者自立支援」等、それぞれの専門分野の大学教授や厚生省の担当課長補佐が講師という圧巻でした。

研修生は全員議員ということなので、社会保障については色々な思いはあるのですが、これだけ社会保障全般に制度の成り立ちから体系的に学ぶ機会は少なく、貴重な研修をさせていただきました。

ただ、あまりに詰め込みすぎたので、現在、資料とノートを見返しながら自分なりの咀嚼を少しずつ始めています。


2008年7月4日(金)談合事件の裁判

 今日は、梅雨明けを思わせるような青空が広がり、照りつける太陽は1年前の暑い夏を思い出します。

大阪高裁の1001法廷で午後1時半から平原幸史郎元大阪府警警部補の控訴審がはじまりました。
今年の1月16日に大阪地裁で出された2年6ヶ月の実刑判決に対する、被告側からの控訴です。

1000万円の金銭授受等の事実関係については、検察、弁護側共に争いはなく、弁護側のみが被告を証人としてのやり取りが行われました。

<平原被告の証言>

 1、自分は主導的な立場ではなく、この談合は自分が認知する以前に中司元市長と初田元府議の間で仕組まれていた。自分は利用された。利用を見抜けなかった。中司元市長との友人関係を優先した愚かさを反省している。
 2、枚方市の職員に指南した事実については、中司元市長と初田元府議の発案で、トップダウンの形は避けたいので自分が説明をして欲しいと頼まれてやった。
 3、初田元府議が「平原被告からアドバイスを受けた」と言っている事については、職員を納得させるために「分離発注もいいんじゃないか」と言っただけ。
 4、大林組に賄賂を請求するつもりはなかった。協力者であり、友人関係だった山田(氏)の会社(国土建設)に利益があればいいかなと思った。安易だったと反省している。
取調べの中で、当初から収賄、賄賂をもらうつもりだったことを認めたのは、取調べをスムーズに終わらせたかったから言い訳はしなかった。
 5、国土建設の山田(氏)から大林組に対する5000万円の要求については知らなかった。以外だった。大林組から「ヤイヤイ会社に言うのはやめさせて欲しい」と言われ「山田にも工事を・・・・ええ工事をやったってくれ、真水で1本・・・」
 6、山田(氏)に対し「あれ、どうなった」との言葉が謝礼の催促とされているが、それは、別の件で言ったものだ。家内の実家の不動産処分の件だった。
 7、大林組へ談合を摘発するとの圧力をかけたことはない。大林組は警察OBが多く再就職をしており、自分を怖いと思ってなどいない。
 8、汚い1000万円の金は全て吐き出したいと思い、600万円を家内の実家の父親から借金をして中国の被災地へ寄付をした。それ以外にも福祉(?)に200万円、弁護士・・・(?)に200万円・・・(?)の合計400万円の寄付をした。
 9、現在、自分は介護ヘルパーとして働いており、直接喜ばれる仕事を生きがいと思い今後も続けていきたい。

等の証言がありました。
・・・・・・陳述調書が公開されないので筆記したメモによります。雑駁な部分についてはお許しください。

情状酌量を求めての証言だと思いますが、証言の端々で「そんな訳ないやろ!」と心の中で何度か叫びました。

最後に3人の裁判官のお一人から、平原被告に対し「あなた以外の人ではこの役は務まらなかった。取り締まるべき警察官だったということはわかっていますね」という趣旨の発言が印象的でした。

次回の7月23日午後3時に判決が言い渡されます。


2008年6月23日(月)変な話

 
先週の金曜日に池上の一般質問が終わりました。

<議題>
  1、大阪維新プログラムについて
  2、市立枚方市民病院の近隣自治体負担について
  3、妊産婦健診助成について
  4、庁舎内の職員組合掲示板について
  5、市たばこ税について
  6、大阪府市町村職員互助会について
  7、枚方寝屋川消防組合の費用分担について
  8、職員の再任用について
  9、いわゆる「口利き防止条例」について

   答弁がテープ起こし等で3ヶ月程度かかりますが、質問については興味のある項目を指定していただければ送らせていただきます。(生原稿になりますが・・・。)

 ■午後1時から議会運営委員会が開かれ、市長から「枚方市学習整備PFI事業に係る事業契約締結」案件が追加議案として提案されました。市内小・中学校のエアコン設置等の契約関係です。

追加議案として出されることは、全員異論はなかったのですが、一人の委員から委員会付託(議会にかける前に委員会で論議する)の要請があり、私は当然のこととして賛成をしたのですが、必要がないとの意見があり、最終的に採決となりました。

今までは、委員会付託の要請があった場合、賛否は別としてほとんど認めてきました。
議会は文字通り、色々な考え方の議員が議論をする場であり、最終決定機関なので、疑問点については徹底して行政に質す事が求められるからです。

最終的に「地方自治法」を持ち出し採決とされました。

議論の後、最終判断を採決に委ねることについては異論はありませんが、議論(審議)するかどうかを採決に付すことはどう考えても変な話だと思うのですが、起立採決により4対6で委員会付託はされないことに決まりました。
談合事件の後でもあり、契約案件でもあります。
金額も約50億円の大きな事業です。なぜ、委員会付託をしないのか変な話です。
明日、急遽、会派として担当部に追加議案についての説明を求めます。


2008年6月9日(月)6月議会日程

 午前中から、議会運営委員会・各派代表者会議が開かれ、6月議会の日程が決まりました。

6月16日(月)本会議初日〜6月25日(木)    

池上は今回一般質問を予定しています。枚方市議会では各会派の順送りになっていますので、6月議会では「改革市民会議」は2番目の質問者となります。
6月20(金)の午前中ぐらいから登壇かなと思っています。

人間ドックで少し引っかかったので先週再検査を受け、今日、担当医の説明を聞きに行ってきました。55年間のつけをそろそろ払っていかなければいけないようです。

取りあえず、今は6月議会に全力を尽くします。


2008年5月29日(木)1年がたちました。


 1年前の午後2時8分、知人の小西冨美子さんが亡くなられました。

母に近いお年でもあり、わがまま加減が亡くなった母を髣髴とさせるお人柄もあって、12年の間、旅行に行ったり食事に出かけたり楽しい時間を頂きました。

正統派の関西弁と歯に衣着せぬお話は波紋を起こすこともあったのですが、彼女のまわりはいつも大輪の花が咲いたように賑やかでした。

「ねえちゃん、今年の正月は姉ちゃんの田舎について行ってええか?」
             ・・・・・「いいよ。」
実現されることのない返事になってしまいました。
ご冥福をお祈り申し上げます。


彼女の死を看取った直後の2時30分、枚方市役所を激震が襲いました。
枚方市の新清掃工場に関わる談合疑惑で庁舎に大阪地検の特捜が入り、その捜査は議会に及びました。

長くて暑い夏の始まりでした。
私にとっては忘れられない5月29日です。


2008年5月28日(水)6月議会始動

 昨日から、6月議会に向けて各委員会の委員長・副委員長のヒアリングがはじまりました。
池上は今年は厚生常任委員会に所属し、副委員長とのことです。
委員長の岡林薫議員とは同学年で、委員9人のうち5人が女性議員という賑やかな委員会です。

厚生常任委員会は、福祉、子育て、市民病院等を担当します。

「枚方市総合計画審議会」の1回目が今日10時から始まりました。7年前の委員にもなっていたことから、会派の中でどなたかと考えていたのですが、24名の委員中30%の女性比率確保の考えから(?)ご指名いただきました。

6月3日(火) 総務委員協議会・厚生委員協議会
   4日(水) 文教委員協議会・建設委員協議会

6月16日(月)AM10時〜議会初日になります。


2008年5月20日(火)議長選挙

 PM:3:40 枚方市議会第57代議長が決まりました。

■投票総数33票(出来議員が辞職され1名欠員)
  うち、有効投票33票
  
  出井 宏議員  24票
  西村 健史議員 6票
  池上 のりこ   3票

今回は、思うところがあり会派として初めて「池上のりこ」で統一しました。


2008年5月12日(月)会派研修

 
話題の「財政健全化法」についての研修会を会派で開きました。

財政指数の公表については平成19年度決算からということで、戦々恐々としている自治体もあるはずです。
この制度実施により、市民に対し分かりやすい各自治体の財政情報が公開されます。

また、今までは夕張市に見られる「破綻」→「再建」一本であった制度に「早期健全化」という警告システムも導入されます。レッドカードにイエローカードが加わるという比喩を担当課がしてくれました。

枚方市の場合は、8年前に「財政再建団体寸前」という、この制度でいえばイエローカードをもらった状態から、議会・行政そしてなにより、市民の方のご協力によりどうにかここまで財政を立て直してきた経緯があります。

そういう意味では、少し感慨深い研修でした。

お骨折り頂いた代表の高橋議員、お忙しい中時間をとっていただいた担当課のお二人に感謝を申し上げます。


2008年4月23日(水)医療制度について
 
 
マスコミ等で最近取り上げられる「後期高齢者(長寿?)医療制度」ですが、医療保険については「健康保険の一本化」こそが本質的な問題であると思っています。

公務員が自分たちだけの独自組合(共済会組織)を作り、大阪府内の職員については、法基準以上の税金補助を受け、また、大企業で働く安定した収入を受けるサラリーマン世帯も独自の組織をつくり、その範疇に入らない世帯を国民健康保険という一くくりでまとめているのです。そして4月15日から75歳以上という、もう一つのくくりが作られました。

国民健康保険は、大雑把に言えば年収300万円世帯は年約30万円、年収500万円であれば約50万円という、収入の1割近い保険料金を徴収する過酷なものです。加入者に病気の方、所得の低い世帯が多いためです。
保険料金の徴収率がすでに8割を割り込み制度自体が破綻寸前の自治体もあります。

枚方市では、この国民健康保険に約3割の世帯(約7万3700世帯)が加入しています。

医療制度については法律の定めに基づく為、基本部分についての自治体の裁量権はほとんどありません。

ここ数年、職員の健康保険組合に対する事業主(枚方市)からの、法基準(二分の一)以上の補助は不適切だとして改善を強く求め、ようやく今年度で上乗せ分に対しては廃止される予定です。
しかしそれも本質的な解決には程遠い現状です。

*「年金」といい、「保険」といい、現役の官僚・公務員を国民と同じ泥舟に乗せることこそが、安全で性能の良い船を再構築する早道であると強く思います。   
                                          <4月25日に少し修正しました。>


2008年4月18日(金)清掃工場と火葬場

 朝9時15分に市役所を出発して、仮称第2清掃工場と火葬場(やすらぎの杜)の視察に行ってきました。

■清掃工場は、昨年の談合事件関連で今日の視察についても、マスコミ各社の同行がありました。NHKでは昼3時7分から、夕方6時37分からのニュースの中で放映される予定です。

工場へは6月16日から市内ごみの搬入が開始され、5ヶ月ほどの試運転機関を経て12月から本格稼動になります。

■火葬場は5月1日より本格稼動します。朝9時30分〜夕方6時まで、1月1日を除く364日稼動です。建物は半地下形式が取られ、水とまわりの木々に彩られたシンプルで落ち着いたセレモニーホールになっています。

「内覧会」ということで地元の方たちも、それぞれお見えでした。

10年以上、迷惑施設といわれる2大事業の反対運動の矢面に立ち、指揮官として地元の方たちと粘り強い交渉の末、やっと今年の事業実施にこぎつけた時・・・・・その人はいない。
担当課の労をねぎらい、地元の方たちに協力を感謝するべきはずの、その人がいない。

氷室小学校の体育館で夜中の12時、1時まで説明会が開かれ、怒号が飛び交い、近隣地域のお家の玄関に「清掃工場建設反対」のステッカーが貼られた頃が走馬灯のようによぎりました。


2008年4月10日(木)政務調査費


 平成19年5月から平成20年3月までの政務調査費の報告を先ほど事務局に提出しました。

以前から、領収書の公開については個人的にお応えしてきたのですが、今年度から全面的に公開対処文書になりました。ようやくの感です。
色々な考えがあったとしても、議論の俎上にのせることは税金である以上当然のことだと思っています。

今年度に関していえば、調査範囲が談合事件の関係で日帰り、近隣になってしまいました。
中学校給食、リサイクル施設等関西圏から離れたところの実態を調査してみたいと思っていたのですが・・。

昨日、今日の雨で桜が散り始めています。

市政報告に頂いたパブリックコメントに、これからお返事を書かせていただこうと思ってます。
たくさんのメール、お葉書をありがとうございました。


2008年3月27日(木)平成20年度のスタート

 平成20年度予算、各事案、人事案件の承認がなされ、3月議会の全てが終了しました。

いよいよ新年度がスタートします。

市役所の中では、3月に退職される方が沢山おられます。一人一人の方に色々な思い出があります。
お疲れ様でした。お元気で


2008年3月24日(月)大詰めです。

 高橋議員が病院から復帰され、会派としては今日からフルメンバーです。

明日(25日)は平成20年度予算の最終日、26日は枚方寝屋川消防議会、27日は3月議会の最終日です。

現在、26日の消防議会の質問原稿に取り掛かっています。
質問項目は、
(1)大阪府との関連事業について・・・・府の暫定予算にかかわる事業について
(2)耐震化について・・・・消防庁舎、出張所等の老朽化した建物の耐震、建て替えについて
(3)救急行政について・・・・救急患者の病院受け入れについての現況
を予定しています。

市政報告28号の配布がどうにか一段落しました。(今回は少し多くて3万9000部の配布になりました。関係者の皆さん、ありがとうございました。)
内容が「昨年の枚方市談合事件の中間報告」ということで、色々なご意見を頂いております。このホームページ上の「市政NEWS」にもアップしています。


2008年3月14日(金)予算委員会・卒業式

 高橋議員の代表質問が終わり、今、伏見議員が来週月曜日の予算委員会の準備に追われています。
平成20年度の予算委員会は17日(月)10時から始まり、伏見議員がトップバッターです。

午前中は楠葉中学校の卒業式に列席させていただきました。
子どもたちにとっては「悲喜こもごも」の揺れる時期ですが、15の春、約200名が巣立っていきました。

私たちは彼らに「生きる力」である公教育を、どれほど持たせてあげる事ができたでしょう。

あいにくの雨でしたが、交野天神社の満開の梅が、彼らの前途を祝福しているように思えました。
幸多かれと祈念しています。


2008年3月5日(水)代表質問!!

 改革市民会議としての代表質問が明日(6日)ということで、高橋議員の体調による質問者変更の可能性もあり、昨日は会派3人で10時半まで読み合わせ文章の修正等にかかっていました。

只今、夜9時50分です。そろそろ完成間近です。

竹内市長の各代表者に対する答弁は、「市政運営方針」とは打って変わり、明確で、率直、様々な視点から問題点を整理され、方向性もわかりやすく、機軸のはっきりとしたものです。

色々な方からの「思い」はあるとおもいますが、夢とロマンなどではなく、今まで培われた行政経験を生かされて信頼できる市役所を作っていかれることが、多くの市民の願いにかなうものだと思いますが・・・。


2008年2月28日(木)竹内市長の市政運営方針演説

 昨日、竹内市長から本年度の市政運営方針演説がされました。

全体の印象からいうと、行革の温度はかなり下がった気がします。
また、中司市長にはあまり感じなかったのですが、言葉の端々に「家父長的な」違和感があります。
例えば、「41万市民が一つになれるテーマとはいったい何なのか」、「教育は国の発展の礎」、「北河内地域の発展を主導する役割と責任」等、色々なのですが・・・。

個々具体の内容については、各代表質問の中で明らかにされます。
改革市民会議では、今回は高橋議員が代表質問に立ちます。
予定では、3月6日の木曜日になりそうです。

市政報告28号の原稿が出来上がり、現在レイアウト段階です。
3月中には配布完了の目途がたちました。
色々悩んだのですが、「談合事件の中間報告」がメインになりました。


2008年2月20日(水)3月議会スタート

 代表者会議、議会運営委員会が午前中に終わり、3月議会がスタートします。

今回、自民党系の2会派では岡沢議員、高野議員の入れ替えがありました。

色々包含しながらのスタートですが、また、今回も談合事件についての全員協議会が開かれますが、報告のみ(質疑はしない)ということになりそうです。大いに疑問が残ります。

本会議初日は、竹内市長による「市政運営方針」も出されます。
2月27日(水)10時から始まります。


2008年2月16日(土)うーん。

 市政報告の原稿を書かなければなりません。
今回の談合事件の中間報告になると思うのですが、うーーん。

隣のデスクでは、同じように高橋議員も苦しんでいます。

外は、夕焼けの茜色の中を吹雪のように白い雪が降り注いで、不思議な光景です。
そろそろ帰ります。


2008年2月12日(火)風邪を引きました。

 香川県塩江、北九州、東京と出張が続き、数日前からなんか体調が変だと思っていたのですが、残雪の残る東京を新幹線で後にした頃から寒気が始まり、今年初めての風邪を引いてしまいました。

先週の金曜日、土曜日が一番ひどく38度台の熱が続き、枚方が雪景色になった土曜日は、車のタイヤチエーンの音を聞きながら布団の中で寝ておりました。

現在は鼻とせき以外は回復し、マスク着用の上、職場復帰しております。ご心配をおかけした皆さんありがとうございました。
厳しい寒さが続きますが、皆様ご自愛くださいませネ。

議会の方は、明日、総務協議会・市民病院の審議会があり、いよいよ3月議会の始まりです。
ガンバリマス。


2008年1月28日(月)お疲れ様でした。

 選挙に関わられた皆さん、本当にお疲れ様でした。

■知事選挙:橋下とおる氏 8万2863票、熊谷さだとし氏 5万2906票

民主の牙城ともいわれる枚方市で、民主党公認の熊谷さだとし候補が大差で橋下とおる候補に敗れました。
我が家でも、票がお二人に分かれました。候補者の違いというよりは、大阪府の閉塞感打破を期待された市民の方の思いが大きな票差に繋がったのではないのでしょうか。

■大阪府議補欠選挙
昨年の枚方市清掃工場の談合事件に関わり辞職された自民党府議の枚方選挙区補欠選挙です。

でき成元氏(自民党)4万6023票、小川ますみ氏(無所属)40,248票、おりぐち勲氏(共産党)2万4509票、岡沢きょうこ氏(無所属)1万9125票、西岡ゆたか氏(無所属)18,256票、無効票8498票
                                              < 投票率:48.37%>    
通常と違い、民主党、公明党の候補者がいない中での選挙戦なので、両党の支持者の方たちの大量の票の行方も注目されました。

結果として、熊谷候補とセットで戦われた小川候補の善戦には目を見張るものがあり、無所属・弁護士・元府議ということで無党派の票も多く流れたものと考えます。昨日、体育館で小川候補の支持者の方から少しお話を伺ったのですが、水面下での支持者の方たちの大変なご苦労もあったようです。

岡沢きょうこさんについていえば、若い女性に政治の世界に入っていただきたいとの強い思いを持っていましたが、準備不足はいなめず本当に残念な結果に終わりました。彼女が立候補していなければ、彼女に入ったと推定される1万票前後の無党派票も小川候補に流れた可能性が高く、当落に違った展開があったかもしれません。

自分自身も4年に一度選挙を戦うものとして、本当に、皆さんお疲れ様でした。
そして、当選されたお二人には厳しい府財政のもと全力で府民のために頑張っていただきたいと祈念いたします。

2008年1月27日(日)そうだ。選挙、行こう!!

 長い選挙戦が終わり、静かな日曜日です。

今、役所に集まって会派で今回の選挙における選挙予測を検討しています。
実際の枚方選挙における無党派の動向に対する触覚を鋭く保つために、全ての選挙に対し行っているものです。公職選挙法の規定により今日ご報告することはできませんが、選挙のプロと言われる政党関係の方たちとは数字に大きな隔たりがあります。

「無党派の、一般の市民の方たちの政治に求めるものが何なのか」、この感覚がずれたとき、私の使命も終わると考えています。

そうだ。選挙、行こう!!

時々、雪のちらつく寒い日曜日になってしまいましたが、夜8時まで投票所は開いています。

私は夜8時から総合体育館の開票所に行く予定です。誰でも入れます。無料です。
民主主義の原点がそこにあります。一度体験されることをお勧めします。


2008年1月22日(火)選挙戦真っ只中

 今週の日曜日が投票日ということで、枚方市駅前には各候補者の選挙カーが入ってきます。
幸か不幸か、市役所は古い建物なので思い切りスピーカーの声が聞こえます。

先ほど、岡沢きょうこさんの選挙カーが枚方市駅に来られたので、地域の方から色々お尋ねもあり、合い間に行ってきました。

真っ赤なジャケットを着て、市駅周辺を挨拶して回っておられた岡沢きょうこさんは、華奢な方ですが、元気で明るくて、雨模様の駅前でしたがそこだけが日がさしたようなオーラを持っておられ、市駅周辺におられた元気な女性達に握手攻めにあっておられました。

彼女が訴えている、「6兆円もの大阪府の大借金、徹底した改革を進めるために府議会に送って欲しい。」この言葉も心に落ちるものでした。

取りあえず、投票に行きましょう。

池上はまだ、知事候補については悩んでいます。


2008年1月21日(月)良心的棄権者の皆様へ

 
期日前投票に行かれる方が結構増えているのですが、まわりの方たちから投票に行かないという声も多く聞きます。

私自身も、現在の時点でさえ知事候補のどちらにするか迷っています。どちらがいいかではなく、どちらも同じように嫌だからです。・・・それでも、迷って、悩んで、どちらかに決め投票に行きます。

この人と思える候補者がいないのは当然なのです。無党派なのですから。

「よくわからないのに投票して無責任なのではないか」などの良心の呵責を覚える必要はないのです。

ただ、確かにいえるのは、政党が通す候補者は当選した後、政党を向いた活動をします。組織であれば組織です。無党派の1票1票で当選した候補者は、市民・府民を忘れません。・・・・それが、次の選挙の為であっても。

無党派の投票率が上がれば、政治に納税者、普通の市民の視点が入ってきます。年金も含め、ここまでいいかげんな政治がまかり通るのは、物言わぬ市民は怖くないからです。

「そうだ。選挙、行こう!!」


2008年1月17日(木)府議会補欠選挙

 
年明けから、淀川の河川敷での「消防出初式」、各中学校の体育館での「成人祭」と耐寒訓練のような行事が続きました。

大阪府知事選挙はすでに選挙戦に突入していますが、枚方市談合事件で辞職された初田豊三郎元府議の1議席の補欠選挙は明日(18日)に告示されます。

つい先日までは、候補者が数人出られるが大きな波乱はないと見られていた補欠選挙に、無所属の女性の噂があがり、そこここで大混乱になっている模様です。

私的には、無所属の若い女性にどんどん政治の場に参画していただきたいとの思いを持っておりますので、大歓迎なのですが、それぞれに複雑な事情があるようです。

いずれにしても、知事・議員共1月27日(日)の投票日に全ての決着がつきます。

無党派の皆さん、必ず選挙に行きましょう。
「絶対この方」と思えなくても良いのです。
よりましと思える候補者の名前を書きに行きましょう。

棄権は「NO!!」の意思表示ではなくて、現状の追認です。

無党派の投票率が上がることこそが、垂れ流し政治に対する抑止力になると考えています。

「そうだ、選挙。行こう!!」


2008年1月8日(火)ありがとうございました。

 年末、年始にかけて皆さんからの年賀状、メールをたくさん頂きました。公職選挙法の規定により、ご挨拶は控えさせていただいておりますが、一つ一つ大切に読ませていただきました。

談合事件についても、ご心配をいただいており、しっかりキッチリとした後始末、また、事件の解明も頑張らねばなりません。

中司前市長、小堀副市長の裁判もこれから始まります。
ガンバリマス。

いつも暖かくご支援いただいておりますこと、本当にありがとうございます。