2013年 12月 9日 (月) 師走の風
市議会は現在12月議会のまっただ中で、中核市に向けての膨大な条例案件や、各委員会での所管事務調査の報告、一般質問と盛りだくさんで精力的な取り組みが続いています。
そのような中で、私の所属しているみんなの党が「特定秘密保護法案」への対応を契機に、先ほどの記者会見では35名中14名から離党届が出され、分裂という事態になってしまいました。
以前から「火種」については側聞をしておりましたが、「みんなの手に政治と税金を取り戻す」というみんなの党の立党精神に共鳴し、3年前に無所属市民派からの合流を決意し、現在は府議会では伏見たかし議員が、また枚方市議会でも「みんなの党市民会議」として改革に向けてがんばってきただけに・・・・残念です。
既得権益との戦いは、自分自身が19年間経験しているだけに、ほめられることが少なく、票にもならず苦しいものです。その上、共通利益で結びついてきた既得権益は、岩のように厚くその結束は固い。だからこそ、多様な人たちが結束してある時は激しく、ある時はしなやかにその岩盤を突破してほしいと願っていました。
それは、「市民生活に直結する社会保障の継続性が今のままでは得られない」という、現場の議員としての国に対する血を吐くような思いからです。
テレビの中で記者会見に臨む国会議員に、心情を一つにしてきた多くの方達のお顔がありました。・・・・組織としては小さな、たった35人のチームです。ここに至るまで本当に何か方法はなかったのでしょうか。・・・残念です。